こんばんは ましゅーです。
(  ̄っ ̄)ムゥ チェロが上手になりたい。
ねこーん
ウズウズする。とにかく練習がしたい。
やはりね、遠征の影響が出てますね。びっくりするほど、チェロの練習がしたい。でも、今月はゴルフのお誘いが多いんだよな。ゴルフの方もね、「誘われたら断らない。」をモットーにプレイしていますので、無理してでも行く。んなら、チェロ練習に回す時間がない。
誰か、一日を36時間にする方法を考えてくださいな。
ここから本編
今回の話題は【コンサート】です。
( ゚д゚)ウム つづきの記事となるんだよ。
ねこーん
香川遠征、クラシック編の後編となります。ぜひね、前篇を読んでから楽しんで頂きたい。
(・∀・)つ 記事はコチラ。

宮田大さん、大萩康司さんのデュオ・リサイタル
( ^ω^ )ニコニコ 良かったです。
ねこーん
プレイリスト
2年前に発売された”トラベローグ”を元に構成されています。
トラベローグ
アルバムより、選ばれた曲はコチラ。
- ジュ・トゥ・ヴ:サティ
- チョロとギターのためのソナタ:ニャタリ
- 1.アレグレット・コモド
- 2.アダージョ
- 3.コン・スピリート
- 揚げひばり:ヴォーン・ウィリアムズ
- — 休憩 —
- タンティ・アンニ・プリマ:ピアソラ
- ブエノスアイレスの冬:ピアソラ
- ブエノスアイレスの夏:ピアソラ
- ― アンコール ―
- ???:ミオ
- オブリヴィオン:ピアソラ
- 君をのせて:久石譲
- キャラバンの到着:ルグラン
ε=( ̄。 ̄;A フゥ… プレイリストはこんな感じ。
ねこーん
ましゅーの感想
それではね、各曲ごとの感想を書きます。
( ^ω^ )ニコニコ 書いてこ、書いてこ。
ねこーん
曲の構成とか、クラシックの評価でありがちなポエム的な感想は書けません。ですので、そう言った難しい感想は、ぜひ音楽雑誌とかで楽しんでください。
僕が感じた素直な感想をカッコつけず、素直に書きます。
なので、「いや、それは違うのでは…。」と思っても、優しい目で読んで頂けたら幸いです。
ジュ・トゥ・ヴ:サティ
フランスの作曲家さんの作品。良い曲だと思う以前にビックリしたのが、宮田大さんのチェロの音でした。「なんじゃ、それ?」って目が丸くなった。
なんだろな、繊細なくせに力強い。しかも、音の響きが凄くて音圧が半端じゃない。「最高出力の音圧を出したら、どのくらい響くんだろう…。」なんて思ってたら、曲が終わっちゃった。
響きについてなんですが、大萩康司さんがすこし説明してくれました。
”ハイスタッフホール”の音響が素晴らしいんだそうです。リハーサルで音の反響具合を確認するらしいのですが、音の返りが凄くてビックリしたそう。「こんな素晴らしいホールが地元にある事を誇ってください。」みたいな話をされていました。なので、宮田大さんのチェロだけでなく、ハイスタッフホールの音響がそれを倍増させたのでしょうね。
(゚д゚)(。_。)ウン 本当にすごかった、感動したもん。
ねこーん
チョロとギターのためのソナタ:ニャタリ
この曲の感想は3曲まとめて。
僕は四重奏を好んで聞くんです。ビオラ、バイオリン、チェロ、コントラバスの組み合わさる音が素晴らしいと感じるので。
でも、今回のデュオ・リサイタルはギターとチェロなわけです。僕の中で、ギターって弦楽器ではあるのですが、すこし毛色が違う感じがしていたんです。なので、「悪くは無いんだろうけど、どうなんだろうな…。」って言う不安が大きかった。
でも、この曲で完全に払しょくされましたね。
僕が書いている感想ノートを見ると、「独立した2つの個。お互いが絡み合うのではなく、あくまで独立した大人が互いを高めあうような感じ。ダンスバトルを見ているような…。」と書かれています。
ねこーん
(((uдu*)ゥンゥン せやろ、僕も分らんもん。
お互いを補完しあうのではなく、お互いの良さを確かめ合いながら登っていく感じ。これがカッコ良いんだわ。
揚げひばり:ヴォーン・ウィリアムズ
前半でため息が出たのがこの曲でした。いや、この曲は本当に良かった。
曲的には”世界の車窓から”の山岳地帯で流れそうな曲。(笑)でもね、ギターの音が風の音に聞こえるの。んで、チェロの音がひばりに聞こえる。
ギターが奏でる風を感じながら、チェロが演じるひばりが空高く飛んでゆく感じ。
この曲、良かったですわ。また、どこかでゆっくり聞きたい。
休憩
ここで小休止。トイレも兼ねて、物販コーナーを見に行くことにしました。
物販コーナーではアルバムを3種類売っていました。でも、僕、宮田大さんのアルバムはコンプリートしているんですよね。
(  ̄っ ̄)ムゥ サインでもあれば考えるけど…。
ねこーん
てなわけで、今回はお土産を断念しました。
タンティ・アンニ・プリマ:ピアソラ
プラグラムの後半はピアソラ攻め。
アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921年3月11日 – 1992年7月4日)はアルゼンチン出身の作曲家、バンドネオン奏者。タンゴを元にクラシック、ジャズの要素を融合[1]させた独自の演奏形態であるTango Nuevo(またはNuevo Tango=新しいタンゴ)を産み出した。
ウィキペディアより引用
バンドネオンの奏者であるだけでビックリですよ。バンドネオンって、「アコーディオンピアノの鍵盤なし。」みたいな楽器なんですけど、めちゃくちゃ難しいらしいんですよね。
まま、ピアソラの説明はそこまでにして、この曲について書きましょうか。
タンティ・アンニ・プリマって昔むかし~みたいな意味らしいんです。そう意味もあるせいか、始まりを感じさせるような曲でしたね。アルゼンチン作曲家の曲であるからか、「酸いも甘いも嚙み分けた曲調に聞こえるんだよな。」楽しいけど、哀しい…みたいな。
(((uдu*)ゥンゥン 南米だからかな、タンゴだからかな、なんでだろ。
ねこーん
ブエノスアイレスの冬:ピアソラ
感想ノートを見ると、「映画を見ているような曲。まるでジブリを見ているようだ。」みたいに書かれています。何だろな、映画のトレーラを見ているような曲でした。
ゆったりする所もあれば、緊張するような所もあり、スリリングな所もある。良質なアクション映画を見ているような曲でした。
( ゚д゚)ウム 緩急が凄いんだよな。
ねこーん
ジブリっぽく聞こえたのは、チェロのピチカートが多かったからかな。単純だからな、僕。
ブエノスアイレスの夏:ピアソラ
この曲は情熱的だった。ちなみに感想ノートには、「情熱的、とにかくカッコ良い。何故だか、特捜最前線を思い起こさせる。」なんて書いてあります。
ねこーん
((´∀`))ケラケラ そうなんだよ。
いや、曲調が似ていた訳ではないんです。でも、何故だが頭の中で、「特捜最前線みたいや。」って思っちゃったんです。何故だかは聞かないで。
アンコール
ここからはアンコールの曲。2曲ぐらいかなぁ…と思ってたんですが、けっきょく、4曲もアンコール曲をしてくれました。拍手をすれば何回も出てくるので、最後らへんはちょっと笑いましたもん。
???:ミオ
(m´・ω・`)m ゴメン… 題名忘れた。
ねこーん
この曲、アンコールの2曲目で披露する予定だったらしいです。アンコール曲の最初はピアソラのオブリヴィオンだったらしいのですが、大萩康司さんがカポタストを忘れたという事で、急遽、この曲に。
不協和音と美しい和音が相対するのが面白い。という曲らしいのですが…、僕はあまり好きじゃなかったかな。
オブリヴィオン:ピアソラ
イタリア映画”エンリコ4世”の挿入歌らしいです。意味は忘却。いやね、美しい曲なんだわ。悲しい旋律なんだけど、その悲しさが儚くも美しい…みたいな感じ。これはね、良い。
;つД`) 悲しいのよ。
ねこーん
ちょっとね、この曲は練習できるなら練習したいと思いましたね。
君をのせて:久石譲
ブエノスアイレスの冬を聴いて、「ジブリみたいだ…。」なんて思ってたら、本当にジブリ来た。(笑)しかも、僕がいちばん好きな”天空の城ラピュタ”と来たもんだ。
この曲とチェロの音は合うなぁ…。ちょっと鳥肌が立ったもんね。これは僕も練習する、うん、する。
キャラバンの到着:ルグラン
そして、この曲で本当にラスト。トラベローグのアルバムの中では、僕がいちばん好きな曲だったので嬉しかったですね。
( ^ω^ )ニコニコ 気持ちよく終われた。
ねこーん
作曲家はルグランになるのですが、この人、フランス人。
「フランスから始まって、フランスで終わる。トラベローグですから、世界を旅した気分になって頂きたい。」なんて、オサレな事を言ってましたよ。
まとめ
キャラバンの到着でリサイタルは終了。でも、この後にもうひとつ。

今回はコロナ禍でサイン会も出来ないことから、アフタートークを5分程度してくれる事に。この間は写真もOKとの事でしたので、パシャパシャ撮りました。
Σ【◎】ω ̄*)パシャッ チャンスやん。
ねこーん
いろいろなお話も聞けたので、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
アフタートークが終わった所でリサイタルも終了。
非常に満足できた時間でした。最高でしたね。
「チェロとギターのデュオってカッコ良い。ギター弾きを探すのもアリやな。」なんて勘違いしそうでした。
( ^ω^ )ニコニコ まあ、マジで探しても面白いかも。
ねこーん
宮田大さんと大萩康司さんは、また別の演目でデュオをする計画を立てているらしいです。ですので、またこのデュオを楽しむチャンスが来ます。その時を待ちつつ、今回の記事を閉めたいと思います。
( ゚д゚)ウム でもね…。
ねこーん
香川遠征は、まだ旅行編もあります。ですので、今しばらくお付き合いくださいね。
それではでは…、
人が生まれた落ちた日から、音楽は常に人と共にあった。
喜びの旋律を奏で、怒りを太鼓のリズムへ載せる。悲しみを歌い、楽しみを送り届ける。常に人と寄り添ってきた音楽には、何かを乗り越える力がある。悲しみを癒す力がある。そして、楽しさを与える力も。
No music No life
常に音楽は人と共に。