(。・ω・)ノ゙ いらっしゃいませ~。
ねこーん
ようこそ、”風のましゅーBlog”のスピンオフサイト”やっぱりコレやけん。”へ。
コチラのページは”やっぱりコレやけん。”での本フロアとなります。コチラでは、「様々なジャンルの本を紹介。」させて頂きます。
僕の読書ノートも兼ねていますので、「紹介する作品の全てをお勧めできるとは限りません。」しかし、貴方が本を選ぶときの一考になれば幸いです。
それでは、魅惑の本の世界へ参りましょうか。今回、紹介する作品はコチラです。
本の紹介
( ゚д゚)ウム では、いきましょうか。
ねこーん
今回、紹介する商品はコチラです。
「ぼくが愛したゴウスト」 打海文三
伊坂幸太郎さんの影響を受けて購入した商品です。恥ずかしながら、僕はこの作家の存在を知りませんでした。なので、どきどきしながら購入した商品です。
購入した理由
伊坂作品が大好きなんです。その作品のひとつであるエッセイ集を読んでいる時に勧められていた本なんですよね。「この作品が好きだという人となら話が合う気がするなぁ。」みたいな事を伊坂さんが書かれていたと思うので、ならば読んでみよう。というミーハー根性から購入しました。
作家さんが好きな作品というのはルーツになりますのでね。伊坂作品を形作ったルーツの作品(作家)を読んでみるのは、深く作品を理解する役に立つかもしれない。と思ったんだよな。
本の内容
臆病で生真面目だけど、十一歳のごく普通の少年・田之上翔太。生まれてはじめて、ひとりで行った人気ロックバンドのコンサートの帰り、翔太は駅で人身事故発生の瞬間に居あわせてしまう。それを境に彼は、この世界に微かな違和感を抱きはじめるのだが―。残酷で理不尽な世界に立ち向かう少年の、愛と恐怖の旅立ちの物語。
打海文三(2008)僕の愛したゴウスト 中央公論新社
どういったストーリーなのか、あらすじでは十分に読み取れず。青春もの?SF?ファンタジー?ずっと、はてなが頭で乱舞しながら読み始めました。
僕の感想
ほー。
これが素直な感想でしたね。えっとね、作品の分類的にはSFファンタジー…になるのかな。始まりが秀逸で、どういった展開になるのかワクワクが止まらないんだけど、え?は?って感じで目まぐるしく変化してゆく。
妄想と言えば、妄想。
ぼーっと考え事をしていると、意識が飛んで、勝手に不思議なストーリーが頭の中に浮かび上がることはありませんか?(僕はけっこうあります。)そのストーリーはすごく不思議で面白いんだけど、いろいろとチート的な事があったり、自分に有利な展開で進んだり。そういう意味では、今のラノベに近い。
でも、この作品は違う。始まりは同じなんだけど、進んでゆくストーリーは主人公に厳しさをもっている。ある意味、主人公にとってディストピアなんだけど、それに適応していこうという力強さも感じる様な。
SFファンタジーでありながら、主人公が成長する過程を描いた青春ストーリーでもある。(甘酸っぱい所は無いけれども)
こういった話って難しいと思うんだよね。読み手を飽きさせたら終わりというか、読み手の集中が切れると、「なんだこれ。」って言う感情が沸き上がっちゃう。なので、それを起こさせないよう、飽きさせないよう、読み切らせる文章力が必要になってくる。んで、その文章力に騙されて読み終えると、「ほー。」なんて言いながら、キツネにつままれた気分で読み終えるのです。
でもね、その感覚は悪くない。何だかね、また読んでみたいと思わせる作品なんです。あとを引くというか、糸を引くというか、納豆のようにクセのある作品なんです。
この作品は、また読むと思います。だって、今は面白かったとも面白くなかったとも言えないような不思議な作品でしたから。また読んで、はっきりとした解を出したいと思います。
そういえば、伊坂作品でもディストピア的な作品がチラホラありますね。そんな作品の源流は、やはりこういった作品から来ているのかも知れません。そう考えると、別の力も加わって、この作品の正当な評価が難しくなるんだよなぁ…。(笑)
まま、伊坂幸太郎の作品が好きな方は読んでみて下さい。そして、その感想を僕に教えてください。
それではでは…、
「無知の知」
「自分が知らない事を自覚する。」自分が無知であると気付いた時、人は安易な自己満足ではなく、物事を深く知ろうとします。知識欲は人間が人間たる所以なのかも知れません。
本を読むというコトはその知識欲を大いに刺激してくれます。自分の知識を満足させ、更なる高みを目指すために、今宵は本を広げてみては如何ですか? それでは、また次回にお会いしましょう。
(。・ω・)ノ゙ し~ゆ~。
ねこーん
おおΣ(゚Д゚) ましゅー。さん更新早いΣ(゚Д゚)
ましゅー。さんも妄想族ですか?ようこそこちら側の世界へ(´▽`*)
最近本を読んでないなー。と思い出した。
昔は通勤時間に必ず読んでたのにな。
刺激になります。
納豆なら、それほど好きじゃないかもしんない(・’ω’・)
妄想は大好きで空気を吸うように妄想してるけどねぇ