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【コンサート】魂のチェリスト”ミッシャ・マイスキー” その③ 無伴奏って怖いよね。

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こんばんは ましゅーです。

((((;゚Д゚))))ガクブル さ…さむい。

すごい寒波ですね。

ねこーん

大寒波が日本を襲っております。北陸や東海地方では雪による渋滞で身動きが取れなくなったり、残念ながら、大雪の影響で命を落としている人も居ます。

夏は大雨で大変なことになり、冬なら冬で大寒波が襲う…。昨今の荒天には気を付けたいものですね。昔と同じ感覚だと手痛い目に合うかも知れません。

ここから本編

今回の話題は【コンサート】です。

(゚д゚)(。_。)ウン 続き記事となるんだよ。

最初から読んだ方が良いですよね。

ねこーん

【コンサート】魂のチェリスト”ミッシャ・マイスキー” その① 東京へ行ってきました。

魂のバッハ

ついに始まる至福の瞬間—。

前回までのあらすじ

前回はサクッとサントリーホールの説明をさせて頂きました。日本でも屈指のホールとして有名なサントリーホール。田舎者の僕としては、サントリーホールへ行くこと自体が楽しみだったもので。

だから、前回の記事はまるまるサントリーホール…なんてことに。

ねこーん

(∀`*ゞ)エヘヘ しゃあないよね。

でも、ホールを堪能するには、オーケストラが演奏するとき行かなきゃダメですね。正直、今回はリサイタルなので、ホールの良さを充分に味わったとは言えない気がする。

何にせよ、サントリーホールへまた出かけないと、ホールの良さは堪能できないと思います。なので、また近い内にサントリーホールへ向かう計画を立てます。

それ、行きたいだけの理由なのでは…。

ねこーん

(`・ω・´)シャキーン 断じて違うぞ。

とりあえず、今回の記事からいよいよ演奏が始まります。

プレイリスト

では、プレイリストから。

  • バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
  • バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
  • バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
  • ~ アンコール ~
  • バッハ:チェロ・ソナタ 第1番 ト長調 BWV1027
  • バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068(G線上のアリア)

(●>ω<●) 憧れの…。

そうですね。

ねこーん

チェロの旧約聖書と言われているバッハの無伴奏組曲。だからこそ、多くのチェリストが演奏し、CDなどを発表しています。言い換えると、「自分の演奏を、実力を、音楽家としての信念を聴いてもらう試金石。」が無伴奏組曲なのかも知れません。

ちなみに、最近、僕が気になっているチェリストである上野道明さんもバッハのCDを出しました。

上野道明 バッハ無伴奏チェロ組曲

( ‘ω’)ŧ‹”ŧ‹” 購入済です。

何を食べてるんですか。

ねこーん

チェリストにとって、バッハの無伴奏チェロ組曲を無視する事は出来ない。だからこそ、実力がありありと出てしまうし、他のチェリストとも比べられてしまう―。そう考えると、非常に怖い曲目です。(まあ、クラシックの場合、どの曲も比べられますけどね。)

ましゅーの感想

では、僕の感想を書いていきます。

無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007

ずっと生で聞きたかったバッハ。この曲に憧れ、コロナ禍が背中を押して、僕はチェロを購入しました。「死ぬまでにこの曲をチェロで弾いてみたい。」そう思っている曲です。

YouTubeでミッシャの若かりし頃の演奏が流れています。その頃と比べると、明らかに演奏が速くなっている。

ミッシャ・マイスキーの演奏するJ.Sバッハの「無伴奏チェロ組曲」は、年々テンポが速く自由闊達になり、表現が開放的になってゆく。彼は常に新しいバッハを開拓し、探求心を怠らず、さらにみずみずしさを生み出す。

それは本人いわく「私は最近、年々演奏が若くなっていると感じているのです。バッハも長年楽譜を読み込んで解釈は深くなっているはずなのに、音楽は自由で若々しいと感じています。いまは、自分の心の奥からの思う存分うたうことができているからです。」

 2022.10.30 ミッシャ・マイスキー演奏会パンフレットより

( ̄。 ̄)ホーーォ なるほど。

歳を取るごとに若くなる…。

ねこーん

今のミッシャの演奏はこれなのでしょう。感動しました、ちょっと震えましたもん。

ちなみに、今回の席は最前列の一番左でした。直ぐそこに憧れのチェリストがいる、しかも袖に消える際はガッツリとその顔を見ることも出来る―。めちゃ興奮しましたよ。

無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010

無伴奏って怖いな。って思った曲目です。正直、僕はこの曲目で感動することは出来ませんでした。

「4番は弓の跳躍が多いので、速く弾こうとするとシンドイかもですね。」とは、僕の師匠談。音が外れる事も多く、金切り音のような聞き苦しい音も。無伴奏なので、それら全てが聞こえてしまうんですよね。

ミッシャも納得していない演奏だったのか、袖に消える際、不機嫌そうに弦の汚れをシャツで拭きながら消えていきました。

無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011

( ゚д゚)ハッ! オサレやん。

ですね。

ねこーん

演奏ごとに服を着替えるミッシャ。同じ形のシャツなのですが、曲目ごとにカラーが変わります。そんなシャツに目を奪われながら演奏に聞き入る。

5番は良かったです。今回のリサイタルでいちばん良かったように思えました。

アンコール2曲はまとめて

バッハの無伴奏は前半で終了。休憩を挟んで何をするんだろう…と思っていたら、連れて出てきたのは息子であるマキシミリアン。

彼がピアノで伴奏者となり、バッハのチェロコンチェルトとG線上のアリアを演奏してくれました。マキシミリアン君のお披露目でもあったのか、この時のミッシャはお父さんの顔でしたね。演奏もマキシミリアン君に併せていたような感じ。

伴奏を得たことにより音の広がりは出ましたが、お父さんとしての顔が出てきてしまったために、鬼気迫る力強さは感じなかった。(魂…では無かったですね。)でも、G線上のアリアはキチンと美しかったので、大満足ではありましたけどね。

まとめ

憧れのチェリストの演奏を聞いて満足でした。ただ、少し、自分の中で盛り過ぎたものもあったかも知れません。僕の中で神聖化しすぎだったのか、鳥肌が立つ…と言う所までは感じませんでした。

でも、先にも書きましたが、5番の演奏は素晴らしかったですし、G線上のアリアは美しかった。だから、満足はしています。

脂が乗り切った時代を超えているのかも知れませんが、音楽の場合、若い時が最高潮というワケでもありませんからね。チャンスがあれば、またミッシャの演奏を楽しみたいと思います。

演奏会のお話はここまでですが、次の記事では少し後日談を書こうと思います。楽しみにして下さいね。

それではでは…、

人が生まれた落ちた日から、音楽は常に人と共にあった。

喜びの旋律を奏で、怒りを太鼓のリズムへ載せる。悲しみを歌い、楽しみを送り届ける。常に人と寄り添ってきた音楽には、何かを乗り越える力がある。悲しみを癒す力がある。そして、楽しさを与える力も。

No music No life

常に音楽は人と共に。

6 COMMENTS

ねぇやん

温暖化と言うと暑いばかりに気を取られがちですが、じてゃ寒さも厳しくなるのです。
無伴奏チェロ組曲、良いですねー(´▽`*)ましゅー。さん、この曲を弾く目標があるのね。絶対聞かせてね(*´ω`*)

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ビー玉

震えるほど寒くはあったよね(((uдu*)ゥンゥン
演奏は聴く側のメンタル要素も大きいし、いつ聴くかも大切だよね♪

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