こんばんは ましゅーです。
((((;゚Д゚))))ガクブル さ…さむい。
ねこーん
大寒波が日本を襲っております。北陸や東海地方では雪による渋滞で身動きが取れなくなったり、残念ながら、大雪の影響で命を落としている人も居ます。
夏は大雨で大変なことになり、冬なら冬で大寒波が襲う…。昨今の荒天には気を付けたいものですね。昔と同じ感覚だと手痛い目に合うかも知れません。
ここから本編
今回の話題は【コンサート】です。
(゚д゚)(。_。)ウン 続き記事となるんだよ。
ねこーん

魂のバッハ
ついに始まる至福の瞬間—。
前回までのあらすじ
前回はサクッとサントリーホールの説明をさせて頂きました。日本でも屈指のホールとして有名なサントリーホール。田舎者の僕としては、サントリーホールへ行くこと自体が楽しみだったもので。
ねこーん
(∀`*ゞ)エヘヘ しゃあないよね。
でも、ホールを堪能するには、オーケストラが演奏するとき行かなきゃダメですね。正直、今回はリサイタルなので、ホールの良さを充分に味わったとは言えない気がする。
何にせよ、サントリーホールへまた出かけないと、ホールの良さは堪能できないと思います。なので、また近い内にサントリーホールへ向かう計画を立てます。
ねこーん
(`・ω・´)シャキーン 断じて違うぞ。
とりあえず、今回の記事からいよいよ演奏が始まります。
プレイリスト
では、プレイリストから。
- バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
- バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
- バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
- ~ アンコール ~
- バッハ:チェロ・ソナタ 第1番 ト長調 BWV1027
- バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068(G線上のアリア)
(●>ω<●) 憧れの…。
ねこーん
チェロの旧約聖書と言われているバッハの無伴奏組曲。だからこそ、多くのチェリストが演奏し、CDなどを発表しています。言い換えると、「自分の演奏を、実力を、音楽家としての信念を聴いてもらう試金石。」が無伴奏組曲なのかも知れません。
ちなみに、最近、僕が気になっているチェリストである上野道明さんもバッハのCDを出しました。
上野道明 バッハ無伴奏チェロ組曲
( ‘ω’)ŧ‹”ŧ‹” 購入済です。
ねこーん
チェリストにとって、バッハの無伴奏チェロ組曲を無視する事は出来ない。だからこそ、実力がありありと出てしまうし、他のチェリストとも比べられてしまう―。そう考えると、非常に怖い曲目です。(まあ、クラシックの場合、どの曲も比べられますけどね。)
ましゅーの感想
では、僕の感想を書いていきます。
無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
ずっと生で聞きたかったバッハ。この曲に憧れ、コロナ禍が背中を押して、僕はチェロを購入しました。「死ぬまでにこの曲をチェロで弾いてみたい。」そう思っている曲です。
YouTubeでミッシャの若かりし頃の演奏が流れています。その頃と比べると、明らかに演奏が速くなっている。
ミッシャ・マイスキーの演奏するJ.Sバッハの「無伴奏チェロ組曲」は、年々テンポが速く自由闊達になり、表現が開放的になってゆく。彼は常に新しいバッハを開拓し、探求心を怠らず、さらにみずみずしさを生み出す。
それは本人いわく「私は最近、年々演奏が若くなっていると感じているのです。バッハも長年楽譜を読み込んで解釈は深くなっているはずなのに、音楽は自由で若々しいと感じています。いまは、自分の心の奥からの思う存分うたうことができているからです。」
2022.10.30 ミッシャ・マイスキー演奏会パンフレットより
( ̄。 ̄)ホーーォ なるほど。
ねこーん
今のミッシャの演奏はこれなのでしょう。感動しました、ちょっと震えましたもん。
ちなみに、今回の席は最前列の一番左でした。直ぐそこに憧れのチェリストがいる、しかも袖に消える際はガッツリとその顔を見ることも出来る―。めちゃ興奮しましたよ。
無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
無伴奏って怖いな。って思った曲目です。正直、僕はこの曲目で感動することは出来ませんでした。
「4番は弓の跳躍が多いので、速く弾こうとするとシンドイかもですね。」とは、僕の師匠談。音が外れる事も多く、金切り音のような聞き苦しい音も。無伴奏なので、それら全てが聞こえてしまうんですよね。
ミッシャも納得していない演奏だったのか、袖に消える際、不機嫌そうに弦の汚れをシャツで拭きながら消えていきました。
無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
( ゚д゚)ハッ! オサレやん。
ねこーん
演奏ごとに服を着替えるミッシャ。同じ形のシャツなのですが、曲目ごとにカラーが変わります。そんなシャツに目を奪われながら演奏に聞き入る。
5番は良かったです。今回のリサイタルでいちばん良かったように思えました。
アンコール2曲はまとめて
バッハの無伴奏は前半で終了。休憩を挟んで何をするんだろう…と思っていたら、連れて出てきたのは息子であるマキシミリアン。
彼がピアノで伴奏者となり、バッハのチェロコンチェルトとG線上のアリアを演奏してくれました。マキシミリアン君のお披露目でもあったのか、この時のミッシャはお父さんの顔でしたね。演奏もマキシミリアン君に併せていたような感じ。
伴奏を得たことにより音の広がりは出ましたが、お父さんとしての顔が出てきてしまったために、鬼気迫る力強さは感じなかった。(魂…では無かったですね。)でも、G線上のアリアはキチンと美しかったので、大満足ではありましたけどね。
まとめ
憧れのチェリストの演奏を聞いて満足でした。ただ、少し、自分の中で盛り過ぎたものもあったかも知れません。僕の中で神聖化しすぎだったのか、鳥肌が立つ…と言う所までは感じませんでした。
でも、先にも書きましたが、5番の演奏は素晴らしかったですし、G線上のアリアは美しかった。だから、満足はしています。
脂が乗り切った時代を超えているのかも知れませんが、音楽の場合、若い時が最高潮というワケでもありませんからね。チャンスがあれば、またミッシャの演奏を楽しみたいと思います。
演奏会のお話はここまでですが、次の記事では少し後日談を書こうと思います。楽しみにして下さいね。
それではでは…、
人が生まれた落ちた日から、音楽は常に人と共にあった。
喜びの旋律を奏で、怒りを太鼓のリズムへ載せる。悲しみを歌い、楽しみを送り届ける。常に人と寄り添ってきた音楽には、何かを乗り越える力がある。悲しみを癒す力がある。そして、楽しさを与える力も。
No music No life
常に音楽は人と共に。
温暖化と言うと暑いばかりに気を取られがちですが、じてゃ寒さも厳しくなるのです。
無伴奏チェロ組曲、良いですねー(´▽`*)ましゅー。さん、この曲を弾く目標があるのね。絶対聞かせてね(*´ω`*)
( ゚д゚)ウム 聞かせられるように頑張ります。
震えるほどの感動の曲があったって凄いすてきだー。
(゚д゚)(。_。)ウン 最初の音を聴いたときに感動でしたよ。
震えるほど寒くはあったよね(((uдu*)ゥンゥン
演奏は聴く側のメンタル要素も大きいし、いつ聴くかも大切だよね♪
(゚д゚)(。_。)ウン そう、それも大切だよね。