こんばんは ましゅーです。
(  ̄っ ̄)ムゥ 大変ですな。
ねこーん
台風が沖縄に大きな被害を与えています。大規模な停電に加え、線状降水帯も現れて大雨の被害も凄いのだとか。この後、台風は九州を通り、韓国方面へ抜ける予定。まだ夏は始まったばかりなので、これからもすごい台風が来そうで怖い。防災グッズや逃走経路などをキチンと確認しておきたいですね。
ここから本編
今回の話題は【コンサート】です。
(∩´∀`)∩ 定期演奏会です。
ねこーん
7月に岡山フィルハーモニー管弦楽団の第77回定期演奏会へ行って参りました。今回はその定期演奏会シリーズの後編。どうせ見るなら、最初から見た方が楽しい。ですので、ぜひ最初から楽しんでくださいね。

前編のあらすじ
前回のお話は、中華屋行ってランチを食べ、レトロなカフェで贅沢な時間を味わう所まででした。本当は美術館とかにも行きたかったんだけどね、展示している内容があまり興味をそそらなかったんですよね。あと、外が恐ろしく暑かったので、長い時間歩くのは危険と判断しました。
ねこーん
(υ´Д`)アツー マジで暑かった。
まま、良いカフェを見つける事が出来たので、今回もコンサートまでの時間は非常に有意義でした。まま、そんなこんなでコンサートの時間を迎えたので、岡山シンフォニーホールを目指しました。

プレイリスト
では、プレイリストを。
- リムスキー作曲:スペイン奇想曲
- ラフマニノフ作曲:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 Pf.松本和将
- ~ソリストアンコール~
- ラフマニノフ作曲:ヴォカリーズ
- ~休憩~
- チャイコフスキー作曲:交響曲第4番 ヘ短調
- Ⅰ.Andante sostenuto – Moderato con anima – Moderato assai, quasi Andante – Allegro vivo
- Ⅱ.Andantino in modo di canzona – Più mosso
- Ⅲ.Scherzo: Pizzicato ostinato. Allegro – Meno mosso
- Ⅳ.Finale: Allegro con fuoco
o(^^o)(o^^)oワクワク 良いですな。
ねこーん
ましゅーの感想
では、僕の感想を書いていきます。
リムスキー作曲:スペイン奇想曲
良かった。いや、コレは良かった。個人的には、「実力が上がり始めている岡フィルを見て欲しい。」なんてメッセージであるように感じました。とにかく様々な楽器のソロが多いこの曲、各首席奏者の腕前が明確に表れちゃいます。
(  ̄っ ̄)ムゥ 難しい曲だよね。
ねこーん
特にホルンのソロが良かったように感じました。
ラフマニノフ作曲:パガニーニの主題による狂詩曲
上手でした。でも、それ以上でもない。(すこし前に辻井さんの同曲を聞いたのも影響してるのかも。)上手だし、ゆっくりと聞いてられるんですが、何だろうな…、オケとソリストが嚙み合っていない様にも感じる違和感。
「お互いの演奏を邪魔しない様に…。」なんて感じを受けちゃったんですよね。もっと絡み合って欲しいし、ぶつかり合って欲しいようにも感じる様な…。僕の感覚が鈍いのかも知れませんが。
ラフマニノフ作曲:ヴォカリーズ
これは良かった。先のパガニーニより断然、コチラの方が僕好み。しっとり、うっとり。何処かに大人の余裕さをも見せる様な演奏は、聞いていて痺れました。
(*´ω`*) ええやん。
ねこーん
アンコールなので、すごく得した気分になれました。
チャイコフスキー作曲:交響曲第4番 ヘ短調
これもいい。本当にいい。
(((o(*゚▽゚*)o))) 良いわ~。
ねこーん
前から感じていたのですが、岡フィルはオーボエとクラリネットの女子二人が上手。あと、これも良く感じるんだけど、フルートとホルンのムラがスゴイ。リムスキーではホルンが凄く良かったのに、このチャイコではホルンは微妙でした。(悪くは無かったですが。)
あとね、チェロ部隊のレベルが上がっているように感じる。指揮者であるデリックさんも最後の拍手でチェリストを立たせていましたが、明らかに演奏レベルが上がったように聞こえました。いやいや、これからの演奏が楽しみになりましたよ。
そうそう、第三楽章の時にビオラの首席?が弓を落としたんです。「あわわ…。」って勝手に僕が焦っていたのですが、演者は何事もなかったかのように、弓を第4楽章で拾い上げて演奏していました。「顔はポーカーフェイスだけど、今晩は寝られないだろうな。」なんて思っちゃいましたよ。
まとめ
今回もオケのアンコールは無し。(定期演奏会ではアンコールをしない方向で纏まったのでしょうね。)でも、演奏が納得できる内容でしたので、コレには文句ありません。
ただね、ひとつだけ苦言を言いたい。
岡フィルの定期演奏会では、必ずブラボーをアホみたいに叫ぶ”ブラボーおじさん”が出没します。ひょっとしたら、開催側に頼まれているのかも知れないのだけど、本当にアホみたいに叫ぶ。
あれは好きになれない。
心から感動し、体が小さく震えるぐらいの時のみにブラボーを叫ぶ。と僕は思っています。言う気はなかったんだけど、体が勝手に反応しちゃった…とか、この感動をキチンと可視化したい!と強く感じる様な時に。
もちろん、ブラボーおじさんも毎回それを感じているのかも知れませんが、あまりにブラボーを叫びすぎると安っぽく聞こえるんだよな。なんだか、ブラボーを叫ぶたびに演奏者の価値を下げているような感じ。やはり、周りから失笑が出るほど叫んじゃいかんと思います。
(  ̄っ ̄)ムゥ 考えて欲しいんだよな。
ねこーん
会心の演奏をした時って演奏者もはっきりとそれを感じているハズ。言い換えると、今ひとつの演奏の時は演者もそれを感じているハズ。そんな時にブラボーをアホみたいに叫ばれるとどんな気分になるでしょうか。
今回の演奏はとても良かった。でも、まだまだこれ以上に化ける可能性が十分にあるオーケストラだと思います。なので、その時までブラボーは取っておいても良いかも知れませんよ。
まま、何にせよ良い演奏会でした。充分に満足は出来ました。記事は今回もおまけがありますので、シリーズはあと少しだけ続きます。楽しみにしていて下さいね。
それではでは…、
人が生まれた落ちた日から、音楽は常に人と共にあった。
喜びの旋律を奏で、怒りを太鼓のリズムへ載せる。悲しみを歌い、楽しみを送り届ける。常に人と寄り添ってきた音楽には、何かを乗り越える力がある。悲しみを癒す力がある。そして、楽しさを与える力も。
No music No life
常に音楽は人と共に。