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【クラシックコラム】「演奏の違いってわかるんですか?」って質問されました。後編

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こんばんは ましゅーです。

(・ε・)ムー  何だかね。

何だかですね。

ねこーん

ちょっと仕事で問題が発生しています。装置が壊れているのだけど、原因が分からず、復旧⇒故障⇒復旧⇒故障…を延々と繰り返しています。もうね、その挽回作業が大変なの。何時になったら、前向いて進めるんだろう…。

ここから本編

今回の話題は【クラシックコラム】です。

( ̄ー ̄)ニヤリ ちょいと思う事を気ままに書きます。

いつも気ままに書いていると思いますけどね。

ねこーん

クラシックコラムでは、クラシック関連のちょいとした話題でお話を紡いでいこうと思います。クラシックオタクではないので詳しい事は書けませんが、「そうそう、それ思うわ~。」なんて思って頂ければ幸いです。

今回は続きものです。出来れば、前回の記事から面白いかも知れませんよ。

【クラシックコラム】「演奏の違いってわかるんですか?」って質問されました。前編

前回のあらすじ

前回は「隠れクラシックファンを探せ!」って所まででした。実はクラシックファンって凄い多いんじゃないか…。と僕は考えています。だからホラ、恥ずかしがらずに貴方も叫ぶのだ。世界の中心でクラシックへの愛を。

(゚д゚)(。_。)ウン まじで。

そうですね。

ねこーん

でも、見つけ出したファンに言われたんです。「演奏の違いってわかるんですか?」って。

クラシックは同じ曲

皆さんお判りでしょうが、クラシックって同じ曲を何回も演奏するんです。モーツァルトやベートーヴェンなんて大昔の人たちの曲を多くの演奏家が何度も繰り返して演奏しているんです。(J-POPの様に新譜が次々と出る!なんて事はない訳です。でも、新譜が出ないわけでも無いですよ。現代の作曲家の手によって。)

そうなると、自然に湧いて出るのがこの質問なんです。

「演奏の違いってわかるんですか?」

( ゚д゚)ウム 当然ちゃあ、当然だね。

まあ、そうですよね。

ねこーん

同じ曲だけど、違う曲

先ほども書きましたが、クラシックコンサートは同じ曲を演奏します。例として、日本人はベートーヴェンの第九(合唱付き)が大好きなので、年の暮れになると、毎週、何処かで第九が演奏されていたりします。それこそ、あちらこちらで第九が聞こえる―。

でもね、同じ曲なんですけど、違う曲なんです。

言っている意味が分かりません。

ねこーん

(-ω-;)ウーン 日本語って難しいね。

では、なぜ同じ曲なのに違うのかを書いていきますね。

曲の解釈が違う

クラシックの譜面はずいぶんと手を抜いた設計図だと言われています。いろいろと音符が書かれてはいるのだけど、譜面を読む人によって解釈が変わって来るような。

例えば、曲の速さなどはAndanteなどと言います。

Andanteとは”歩くような速さ”の意味ですが、歩くような速さと言っても色々ある訳です。速足で歩く人、ゆっくりと歩く人…つまり、読み手の解釈によって変わるんです。そして、曲の速さが変わると曲のイメージも変わる。まあ、概ね、同じくらいのスピードで演奏されますけど、それでも明らかに変わります。

また、フォルテッシモ(非常に強く)、ピアニッシモ(とても弱く)などと言う音楽記号などもありますが、強い、弱いも人によって変わる訳です。(チャイコフスキーの譜面などは、”PPPPPP”なんていう音楽記号もあります。)

(・ε・)ムー  どんだけ弱く…やねん。

感じろ!って事なんですかね?

ねこーん

それらの解釈の違いで曲は変わるんですよね。

演奏者が違う

これは言わずも名が…ですね。

クラシックの交響楽団って、言うなればサッカーのクラブチームと同じ。地元に根付いた県リーグの様な楽団もあれば、J1で常勝してるような交響楽団もある。そりゃね、違うよ。レベルが。常勝チームの様な楽団はお給与も宜しいですからね。集まって来るのは凄い奴ばかりですよ、そりゃ。

そうなるとね、大きく変わるよね演奏が。本当にお上手な人たちばかりですもん。

(((uдu*)ゥンゥン まじで。

ですね。

ねこーん

ホール、日時が違う

これも演奏が違う大きな要素。素晴らしいホールで聴く演奏としょんぼいホールで聴く演奏は大きく違います。

(・∀・)ウン!! マジで違うよ。

ホールって大切ですよね。

ねこーん

なので、何処のホールで演奏を聴くかもとても大事。あとね、日時も影響するらしい。(これは自信ない。)温度、湿度が楽器の音質に影響する…と言います。ただ、これは、「空調ついてんじゃないの?」なんて思ったりしますけど。ただ、弦楽器で言えば、季節は大きく影響しますよ。

指揮者が違う

これが一番の原因かも知れません。もうね、良いコンサートになるかどうかは指揮者に寄る所が大きい。先に書いた解釈も指揮者が決めるし、全体の音のバランスも指揮者が決める。(相談はするだろうけど。)

指揮者をシェフなんて言うけど、良い素材(演奏家)を使って、レシピ(譜面)をみて、自分なりのスパイスを足してお客さんに提供する。それが良いお味…じゃない、良い演奏なら語り継がれていくわけですね。

まとめ

なので、「演奏の違いってわかるんですか?」って聞かれたら、自信を持って、「違うよ。」と答えましょう。ただ、いろいろな演奏を聴いていないと判断は出来ないけどね。って言っておきましょう。

( ゚д゚)ウム まじで。

そうですね。

ねこーん

先にも書きましたが、演奏は料理とよく似ています。なので、人によっていろいろ感想が違うのは当たり前なんですよね。うす味が好きな人がいれば、濃い味が好きな人もいる。優しい味を好み人がいれば、辛味などが効いたパンチのある味を好む人もいる。

だから、その人の感想に文句を付けるなんて出来ないはず。だから、自分なりの演奏評価はしても、人の評価に文句を付ける輩にならない様に気を付けないといけないです。と言うか、人の評価って聞いていたら面白いんですけどね。「へえ、そんな受け取り方もあるんや~。」なんて。だから、評価なんて人それぞれで良いし、曲を知っていても知らなくても良い。偉そうな知識を持ち合わせる事も必要ない。そう考えるとクラシックコンサートなんて、それほど敷居は高くないんです。

なので、皆さん、クラシックを聴きに出かけましょう。そして、皆で評価しあいましょう。もちろん否定はなしで。そうすると、きっと人生が豊かになると思いますよ。

それではでは…、

人が生まれた落ちた日から、音楽は常に人と共にあった。

喜びの旋律を奏で、怒りを太鼓のリズムへ載せる。悲しみを歌い、楽しみを送り届ける。常に人と寄り添ってきた音楽には、何かを乗り越える力がある。悲しみを癒す力がある。そして、楽しさを与える力も。

No music No life

常に音楽は人と共に。

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