(。・ω・)ノ゙ いらっしゃいませ~。
ねこーん
ようこそ、”風のましゅーBlog”のスピンオフサイト、
やっぱりコレやけん。へ
コチラのページは”やっぱりコレやけん。”本のフロアとなります。
コチラでは、
様々なジャンルの本を紹介させて頂きます。
ましゅー。の読書ノートも兼ねていますので、「紹介する作品全てがお勧めできるとは限りません。」しかし、貴方が本を選ぶときの一考になれば幸いです。
それでは、魅惑の本の世界へ参りましょうか。今回、紹介する作品はコチラです。
本の紹介
「ケーキの切れない非行少年たち」 宮口幸治著
( ゚д゚)ウム コチラの作品になります。
ねこーん
購入の理由
話題になっていた書籍でしたよね。僕が通っている本屋さんでもランキング一位だったんじゃないかな。
帯にもね、「カズレーザーさん絶賛!」とか書かれてたんでね。カズレーザーさん好きな僕としましては、否が応でも期待が高まります。
内容も気になりますよね。僕は、「犯罪者の考え方を理解できるとは思わない。」と思ってますので、犯罪心理学とかにはソコまで興味がありません。でも。教育の過程で…。みたいな事を言われると興味が湧きます。
犯罪者の考え方はワカラナイし、理解もしたくないと思っていますが、「犯罪者へと至る過程に何かあるのではないか?」という考え方は気になりますし、犯罪予防に関して、とても役に立つんではないかと思いますしね。
(((uдu*)ゥンゥン そうなると気になるわな。
ねこーん
ましゅーの感想
児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。
※宮口幸治(2019) ケーキの切れない非行少年たち 新潮社 より引用
境界線の人たち。これがキーワードです。
先ずね、多くの非行少年たちを見て来た”児童精神科医”さんが書いただけあって、説得力があります。まずコレが大切。
三現主義ではアリマセンが、現場、現物、現実を知っている人が言うことには力がありますね。理論家や夢想家は”机上の空論”ばかりを振りかざしている時がありますから。
(゚д゚)(。_。)ウン いやいや…って時ありますもん。
ねこーん
しかし、この本にはそれが無かったので、読むたびに納得しきりでした。
僕は、「教育こそが民度を上げる唯一の方法。」だと思ってるんです。日本の安全を維持していくためには、民度を上げる事が大切、そして、その民度を上げるためには教育がとても大切。なので、「教育水準の維持は、日本の安全を守るコトと同意。」だと思うんですよね。
しかし、その教育過程に様々な問題があるのなら、ソレは由々しき事態です。その問題に光を当てている同書は、とてもタメになる本です。
(((uдu*)ゥンゥン イヤ、マジデ。
ねこーん
書いてある通り、「ワカラナイ。」って面白くないんだよな。勉強嫌いになるのって、ワカラナイ…から始まるって言う内容はその通りだと思う。
ワカラナイ→恥ずかしい→つまらなくなる→置いていかれる→更にワカラナクなる
って言うのを繰り返しちゃうんだよな。
コレが小学生の時に起きちゃうと、中学生の頃にはもうサッパリだよね。ソコから取り戻そうとしたら、すごく時間が掛かかってしまう。そうなると、悪の道に進むかもしれない。分かり易い楽しさがソコにはあるから。
障害がある。と認められれば、それなりの勉強方法に変わります。ですので、置いていかれる事は少なくなるかもしれない。でも、若干のハンデがある中で、通常と同じ事を、通常のスピードで求められているとしたら。しかも、ハンデがある、なしの振り分け方法が今の時代とそぐわないとすれば…。
ひょっとしたら、彼らは今の教育システムの落とし穴にハマっているだけかも知れません。そして、教育システムを見直せば、非行に走る少年を減らせるかもしれません。そうなれば、犯罪の発生率が減るかも知れません。
(゚д゚)(。_。)ウン 大事な事だと思うんだよな。
ねこーん
この本がランキングで上位になった事は喜ばしい事だと思う。もっと売れて、世間へ問題定義して欲しい。ぜひ、この国の教育システムを変えるべきだと思うんだよな。
つか、子供の人数も減ってるし、子供は国の宝だというんなら、もっとお金を掛けるべき。ココへこそ、税金をドンドン投入するべきなんだよな。
というわけで、問題定義をするためにもこの本を買ってください。(笑)
それではでは…、
「無知の知」
「自分が知らない事を自覚する。」自分が無知であると気付いた時、人は安易な自己満足ではなく、物事を深く知ろうとします。知識欲は人間が人間たる所以なのかも知れません。
本を読むというコトはその知識欲を大いに刺激してくれます。自分の知識を満足させ、更なる高みを目指すために、今宵は本を広げてみては如何ですか? それでは、また次回にお会いしましょう。
(。・ω・)ノ゙ し~ゆ~。
ねこーん
面白そうですね!
日本の教育は間違わないことや協調性を重んずる事に偏りすぎて金太郎飴のような人間を作ろうとしているように思えます。
結局は全て肝心なのは人で、人を作るのは教育なのですからものすごく大切な事だと私も思います。
(゚д゚)(。_。)ウン 僕もその通りだと思う。教育にこそ、情熱を注ぐべきだと思うのよね。
これ、出たばかりの時に読みました。
少年院に収監された子供の中には九九もできない子もたくさんいるようです。また、大人でも、同じように、識字能力が著しく低かったり、計算能力に問題があることが多く、それは障害とかではなく、教育からこぼれてしまった人たちなのだそうです。
単純に落ちこぼれ、と言うのではなく、もっと深いところに問題がある気がします。
(゚д゚)(。_。)ウン 僕もそう思う。ついていけない物についていく。というのはストレス以外の何物でもないわな。
発売当初から気になっていいたんだけど、最近になって電子書籍でセールになってので、やっと読みました。
「教育こそが民度を上げる唯一の方法」私も同意見で、人間を作るのは教育。
私も落ちこぼれそうになっていた時にキリスト教の神父さんに世界のことをいろいろ教えてもらって救われたのだ・・クリスチャンにはならなかったけどねぇ(゚∇゚ ; )←
(((uдu*)ゥンゥン 全くその通り。もっと、教育に情熱を傾けるべきだと思うんだよね。