こんばんは ましゅーです。
( ‘ω’)ŧ‹”ŧ‹” すいかうめー。
ねこーん
西瓜と書いてスイカ。英語で書くと”water melon”。美味しいですよね、夏と言えばスイカがあれば何もいらない…。否、スイカときゅうりがあれば、夏は乗り越えられるのです、たぶん。
ここから本編
今回の話題は【コンサート】です。
( ゚д゚)ウム 楽しいマンガ。
ねこーん
夏季休暇中に兵庫県で開催されたのだめカンタービレのコンサートを聴きに行ってきました。の続きです。こういうコンサートってコンピレーションアルバムみたいなものなので、挿入歌を端折ってドンドン聞かせるのが多いんだけど、今回のは本太いや、ゴン太なコンサートでした。
それでは、さっそく本編をどぞ。

前回のあらすじ
前回は兵庫県立芸術文化センター(KOBELCOホール)を目指して行動をしたところまで書きました。コロナ禍が落ち着いた夏季休暇中という事もあって町は大混雑中。僕はランチも食べられず、タリーズ珈琲でお腹を誤魔化しながら、半泣きをした内容でした。
(ノシ ‘ω’)ノシ バンガン 覚えておれ!
ねこーん
今回はそんな泣き言を封じ込めて、きちんとコンサートの感想を書いていきたいと思います。
プレイリスト
では、プレイリストを。(僕が鑑賞したのは”シンフォニーの日”です。)
- ロッシーニ作曲:歌劇「ウイリアム・テル」序曲よりスイス軍の行進
- ベートーヴェン作曲:交響曲第7番 イ長調 Op.92
- 第1楽章 Poco sostenuto – Vivance
- 第2楽章 Allegretto
- 第3楽章 Presto,assai meno Presto
- 第4楽章 Allegro con brio
- ~休憩~
- ブラームス作曲:交響曲第1番 ハ短調 OP.68
- 第1楽章 Un poco sostenuto – Allegro
- 第2楽章 Andante sostenuto
- 第3楽章 Un poco allegretto e grazioso
- 第4楽章 Adagio – Piu andante – Allegro non troppo,ma con brio – piu allegro
- アンコール ビゼー作曲:アルルの女
グハッ (´゚ω゚)・*;’.、 硬派!
ねこーん
いやいや、硬派なプレイリストよ。共にのだめからは切り離せない交響曲とは言え、子供も多い客層の中で交響曲2曲はなかなかチャレンジング。でも、良い試みだと僕は思います。
ましゅーの感想
では、僕の感想を書いていきます。
先にも書きましたが、コンピレーションアルバムの様なコンサートなので、有名な挿入歌をチョロッと演奏していく…。それこそ、有名な曲の有名な箇所だけを演奏するのが多い。
でも、このプレイリストを見て貰えれれば分かる通り、メインが交響曲2曲。ベートーヴェンの7番はのだめのテーマソング、そして、ブラームス1番は千秋先輩が指揮者の始まりともいえるR/Sオケで初めて振った曲。(いわば、指揮者としての始まり。)なので、のだめとして外せない曲で有り、クラシック曲でも有名な曲ではある。
でもね、のだめコンサートと銘打っているので、客層を見ると子供も多い。その子供たちが交響曲の長さ、しかも有名ではない楽章とかを聴いて興味を持つことが出来るのか?
これはね、チャレンジングだと思いました。今回は満席(満員御礼でしたよ。)だったけど、今回のステージをみて、「つまらないから、もういかない。」って言う子供が出てくるかもしれない。否、大人だってそう思う人がいるかも知れない。でも、これをキッカケに本当のクラシックファンになる人も居るかも知れない。
(-ω-;)ウーン 悩ましい。
ねこーん
僕としては、「非常に楽しみなプログラムだ。」と思いましたけどね。おっと、余談が続きましたので感想を書きますね。
ロッシーニ作曲:歌劇「ウイリアム・テル」序曲より”スイス軍の行進”
実は演奏前に指揮者である茂木さんから聴きどころのお話がありました。また、オーケストラの後ろには巨大なスクリーンが掲げられ、曲の説明や漫画の一場面が流れる。
( ̄。 ̄)ホーーォ 面白い。
ねこーん
所々、説明がくどい所もありましたが、こういった仕掛けがあるとクラシックを知らない人も興味を見続けることが出来る。コラボ企画らしい面白い仕掛けでした。
おっと、また余談でした。
漫画では、千秋のライバルであるジャンが指揮した曲でしたっけ?美しい導入部から嵐、牧歌と勇壮な行進と流れていくドラマティックさは、ジャンにピッタシの曲。そうそう、言い忘れていましたが、演奏しているのは関西の雄、関西フィルハーモニー管弦楽団。
( ̄∇ ̄ノノ”パチパチパチ ええやん。
ねこーん
掴みはばっちりの良い演奏でしたよ。
ベートーヴェン作曲:交響曲第7番 イ長調 Op.92
上手い!上手いんだけど…。
(-ω-;)ウーン 何だろう。
ねこーん
関フィルの腕は確か。なので上手なのよ、悪くないのよ。でも、もやっとする。
これが感想でした。上手いんだけど、つまらないというか。何だか、勢いがないように感じたんですよね。僕の中では、ベートーヴェン7番は勢いのある曲。のだめでも、千秋先輩が世界に飛び立つ前に振る曲じゃないですか。こう、なんか勢いがあって欲しいのよ。それを今ひとつ感じなかったんですよね。
ブラームス作曲:交響曲第1番 ハ短調 OP.68
( ̄∇ ̄ノノ”パチパチパチ コレは良い!
ねこーん
ベートーヴェンでは勢いが足りないと思ったのだけど、流石の関フィルで纏まりはあったんですよね。その纏まりがブラームス1番では遺憾なく発揮されたように感じた。もうね、上手、上手だわ。よいわ~。
ただね、スクリーンでブラームスとクララの話が流れていたのですが、これがくどかった。特に「クララ!」なんてセリフは要らん。ここは考えて欲しかったな。でも、良い演奏でしたよ。
ビゼー作曲:アルルの女
この曲、アンコールに相応しいですよね。最後に大盛り上がりして終わることが出来る。「楽しかったなぁ~。」と思わせるのは大事ですよね。あと、鳴りやまない拍手に時計を指さして、「時間ないねん。」みたいなジェスチャーをした茂木さんが面白かったです。
まとめ
”生で聴くのだめカンタービレの音楽会”このコンサートの歴史は古く、2006年開始ですでに17年の歴史があります。全国での公演回数も134回を数えており、原作の有名さと相まってクラシックの裾野を広げるのに大きく貢献されていると思います。
僕は今回、初めてこのコンサートを鑑賞させて頂きましたが、「うん、良いですな。」と感じられるオーケストラの演奏とスクリーンを用いてのだめのコマであったり、作曲者の話であったりを映し出す演出は面白い。来年も演奏されるらしいので、時間とお金のタイミングが合えばまた聴きたいなんて思いました。
( ゚д゚)ウム 来年チャンスがあれば。
ねこーん
皆さんの街にのだめが来たら足を運んでみるのも面白いかも知れませんよ。
それではでは…、
人が生まれた落ちた日から、音楽は常に人と共にあった。
喜びの旋律を奏で、怒りを太鼓のリズムへ載せる。悲しみを歌い、楽しみを送り届ける。常に人と寄り添ってきた音楽には、何かを乗り越える力がある。悲しみを癒す力がある。そして、楽しさを与える力も。
No music No life
常に音楽は人と共に。