こんばんは ましゅーです。
( ^ω^ )ニコニコ 良い流れ。
ねこーん
会社で総労働時間が問題となっています。僕はそもそも残業が多い人ではないのだけど、うちの会社自体にも、もちろん残業が多い人も居るわけです。それが問題となっておる。とりあえず、残業しちゃ駄目な流れとなっております。
何が良いってね、今までは会社を早く帰ろうとすると、「もう帰るの?」的な雰囲気が流れていたのだけど、現在は、「よしよし、早く帰りたまえ。」的な雰囲気へと変わりつつある。この変化は有りがたし、いやマジで。
ここから本編
今回の話題は【コンサート】です。
(`・ω・´)シャキーン ベルリン・フィルの続きです。
ねこーん
11月に実施した”クラシックコンサート鑑賞ツアー”最終章、ベルリン・フィルを楽しむの巻の後編となります。今回は演奏の感想となります。それでは、さっそく本編へ入りますが、どうせなら最初から読んで頂いた方が楽しいですよ。
【コンサート】”ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(BPO)”を楽しんでみるのだ。前編前回のあらすじ
前回はコメダ珈琲でのモーニングセット。
(* ̄0 ̄)θ~♪ 見上げたら~もーにん、ムーン。
ねこーん
あとミューザ川崎さんの情報を少し書かせて頂きました。こういうホールがあるのは本当に羨ましいです。そうそう、愛媛でもコンサートホールの移築が検討?(実施?)されるようです。今は松山城の近くにある”松山市民会館”が、JR松山駅の近くに移築されるとか…。楽しみな話であります。
ちょっと話が脱線しましたが、いよいよクラシック鑑賞ツアーファイナルであるBPOです。いやらしい話ですけど、コチラの値段もお高いです。世界のBPOですから仕方が無いのでしょうけど、これに見合ったと感じられる演奏かどうか…ですね。
プレイリスト
では、プレイリストを。
- モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K.201
- Ⅰ.アレグロ・モデラート
- Ⅱ.アンダンテ
- Ⅲ.メヌエット
- Ⅳ.アレグロ・コン・スピーリト
- ベルク:オーケストラのための3つの小品 Op.6
- Ⅰ.前奏曲
- Ⅱ.輪舞
- Ⅲ.行進曲
- ~休憩~
- ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
- Ⅰ.アレグロ・ノン・トロッポ
- Ⅱ.アンダンテ・モデラート
- Ⅲ.アレグロ・ジョコーソ
- Ⅳ.アレグロ・エネルジコ・エ・パッシオナート
(`・ω・´)シャキーン アンコールは無し。
ねこーん
ましゅーの感想
モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K.201
もうね、華やか。
確かな技術に裏打ちされた華々しさと煌びやかさを感じる。恥ずかしながら、ウットリしながら聴いてしまいました。(ええ、おっさんがウットリ…って。)何だろね、ため息しか出ない。
ベルク:オーケストラのための3つの小品 Op.6
問題はこれやねん。
(・ε・)ムー 何だろね。
ねこーん
N響の特別コンサートマスターである篠崎史紀(Maroさん)が書かれた(言われた?)話を思い出しました。「バロックや古典派などは、当然、指揮者の解釈などもあるが基本的には指揮者なしでも弾ける。これは、決められた確かなルールがあるからだ。ただ、後期ロマン派から現代の曲はとにかく難しいのでオーケストラと指揮者の技量が求められる。」
…(^_^;)ゞ タブン こんな話だった。
ねこーん
バロックや古典の頃は、宗教曲であったり、舞踏曲であることがメインなので、曲を分かり易くしないと周りが付いて来られない。なので、曲にもルールがあるし、分かり易く作ることが大切なんですよね。
でも、後期ロマン派や現代曲になってくると、情景であったり人間の内面であったり、表現が難しいお題目が多く出てくる。そうすると、すごくシュールな物であったり、逆にゴチャゴチャした曲になったりもしている。なので、オーケストラを路頭に迷わせないための先導者が必要になるんですよね。
曲が難しくなれば、それを演奏する指揮者にもオーケストラにもそれ相応の技術が求められる。しかも、ただ漫然と演奏するだけでなく、それに、「自分らのスパイスをプラスしよう!」何て考えると更に技術が必要となる。
それをやってのけてるので、とてつもなく上手な人たちだとは分かるんです。でもね、悲しいかな、僕が現代曲をそんなに好きではない。食わず嫌いな所もあるのだけど、とかく、「人間の内面性とかを表そうとすると理解しがたいモノとなる。」なんて思っちゃうんです。まあ、ゆくゆくは勉強しないといけないんですけどね。
なので、この曲は僕的には今ひとつでした。
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
良いよ、ブラームス。落ち着くよ、ブラームス。
始まった瞬間からずっとそう聞いてた。(笑)安定ですね、安定が良く似合う。これを聴くと、先のベルク作品は、「日本の皆さん、分かっている人も居るみたいですが、もっとクラシックを勉強しましょうね。」なんて指揮者であるペトレンコの声が聞こえて来そうでした。
ウィーン・フィルとベルリン・フィル
コロナが明け、久しぶりに海外オケが海を越え始めた時に、「とにかく、ウィーン・フィルとベルリン・フィルが見たい。」と思って今回のツアーを計画しました。世界2大オケがどれ程なんだろう思いましたし、どっちが上手なんだろう?なんて事も考えていました。
僕の中の結論としては、ウィーン・フィルの勝利でした。
どちらのオケも上手かったんですけど、何だか取り組む姿勢に差を感じちゃったんですよね。VPOの方からは熱気を感じたんです。直前で指揮者が交代となったため不安視していたのですが、交代した指揮者である”トゥガン・ソシエフ”がそれを感じさせない様に頑張ったのか、ひしひしとみなぎる闘志を感じました。
それに比べて、BPOからはお気楽な雰囲気を感じたんです。良い感じで力が抜けているというよりは、物見雄山ついでに仕事…みたいな感じ。何だろうな、確かに上手なんだけど、「世界的に有名なサッカーチームが親善試合で来ている程度。」みたいな空気感というのでしょうか。
演者のやる気。(良いものを作り上げてやる!と言う気概)
技術とかも大事なんですけど、僕はココを重視してしまうんですよね。(聞く方はまだまだ素人なので。)心が入っている演奏って、それだけで胸に来るものがあるし、おそらく、あまりクラシックに通じていない人であっても感動すると思うんですよね。
なので、僕の中では感動が大きかったVPOの勝ち。(まあ、演目の違いもありますし、勝ち負けでも無いですが。)
でもね、後で”音楽の友”というクラシック雑誌を読むと、クラシックの識者たちは圧倒的にBPOを高く評価していました。何でも弱音が素晴らしかったそうです。
( ̄σ ̄)ホジホジ まあ、僕の感想は僕だけのモノやからな。
ねこーん
まとめ
このBPOを持って、クラシック鑑賞ツアーIn関東を終えました。
3泊4日の鑑賞ツアーでしたが、とても楽しいひとときを過ごす事が出来ました。しばらくはココまでのツアーは出来ないと思いますが、それでも聞きたいオーケストラやソリストはいますのでね、チャンスを見て、関西周辺をメインにコンサートへ足を運びたいと思います。
(゚д゚)(。_。)ウン この後も3つほどコンサートへ行っていますので、次回はそちらの感想を。
ねこーん
それではでは…、
人が生まれた落ちた日から、音楽は常に人と共にあった。
喜びの旋律を奏で、怒りを太鼓のリズムへ載せる。悲しみを歌い、楽しみを送り届ける。常に人と寄り添ってきた音楽には、何かを乗り越える力がある。悲しみを癒す力がある。そして、楽しさを与える力も。
No music No life
常に音楽は人と共に。
ウィーンフィルとベルリンフィル、なんて贅沢な時間でしょう。羨ましい。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ 本当に楽しかったです。